2026/2/22(日)・23(祝)第135回定期演奏会＜静岡公演・浜松公演＞

shizukyowebmaster
2024年11月9日
読了時間: 4分

心奪われる、ロマンと情熱の響き

富士山静岡交響楽団2025年度を締めくくる定期演奏会。

ストラヴィンスキーによる弦楽のための協奏曲は、精緻でありながら静かなエネルギーが漲る作品。

続いて登場するのは、2024年第12回浜松国際ピアノコンクール第1位に輝いた若き才能、鈴木愛美。彼女が自ら希望したシューマンのピアノ協奏曲は、ロマン派音楽の真髄ともいえる名曲。ピアノとオーケストラがまるで対話するように響き合う、情熱と繊細さに満ちた作品です。

そして後半は、指揮者・高関健が心を寄せる作品のひとつ――チャイコフスキーの交響曲第4番。若き日に心を打たれたというこの作品に、深い想いと情熱が注がれます。宿命との対峙を描いたこの名曲が、演奏会を劇的に締めくくります。

●日時・会場

＜静岡公演＞

2026年2月22日（日）13:30開演（12:45開場）

静岡市清水文化会館マリナート大ホール

＜浜松公演＞

2026年2月23日（月・祝）13:30開演（12:45開場）

アクトシティ浜松中ホール

●出演

指揮：高関健（首席指揮者）

ピアノ：鈴木愛美*（第12回浜松国際ピアノコンクール第1位）

●プログラム

ストラヴィンスキー／弦楽のための協奏曲二調

シューマン／ピアノ協奏曲イ短調 op.54*

チャイコフスキー／交響曲第4番へ短調 op.36

※掲載内容は予告なく変更になる場合がございます。予めご了承ください。

出演者からメッセージ

今回のプログラムは、鈴木愛美さんの希望でシューマンのピアノ協奏曲、そして私自身の強い思い入れからチャイコフスキーの交響曲第4番を選びました。中学生の頃、メータ指揮ロサンゼルス・フィルやアルヴィド・ヤンソンス指揮レニングラード・フィルの演奏に衝撃を受けた、原点のような作品です。冒頭には、構成が緻密で弦の響きが美しいストラヴィンスキーの協奏曲を置き、全体としてバランスの取れたプログラムになったと思います。

ぜひご一緒に、この音の物語を楽しんでいただければ嬉しいです。

高関健

シューマンのピアノ協奏曲は、私が最も好きな協奏曲のひとつです。そして実は、今回が初めて演奏させていただく機会となります。数年前から、演奏の機会をいただけるのを心待ちにしていたので、大変嬉しく思っております。この作品は、オーケストラとの密接なアンサンブルをして主題を展開していく作品なので、高関健マエストロと富士山静岡交響楽団の皆様と一緒に、リハーサルから音楽を共に作り上げていき、どのようなステージになるのか、今からわくわくしています。ロマン派の傑作として名高いこの作品を、多くのお客様にお聴きいただけたら嬉しいです。会場で皆様にお会いできることを楽しみにしております。

鈴木愛美

●チケット／全席指定（税込）

S席5,500円、A席4,500円（学生2,000円）、B席3,500円（学生1,500円）　

※当日500円増（学生を除く）

※未就学児入場不可

※学生は25歳以下の大学生まで

※JAF割引対象公演

●発売日

一般*：11月24日（月・祝）

*静響への電話予約は翌25日（火）～

※最終販売日：2026年2月19日（木）

●チケット取扱い